子宮頸がん講座
検診とワクチンで予防できる!V ワクチン
ワクチンの接種方法は?
世界中で標準的な接種対象になっているのは思春期女子ですが、HPVは感染と自然消滅をくり返しますので、大人の女性にも十分効果があります。授乳期間は接種可能ですが、妊娠中は接種を控えてください。
ワクチン接種は、産婦人科や小児科、内科などでおこなっています。肩に近い腕の筋肉に注射しますが、十分な抗体を作るために半年の間に3回の接種が必要です。費用は3回で約5万円。
現在、世界で認可され使用されているワクチンは、サーバリックスとガーダシルの2種類です。どちらも子宮頸がんの主な原因であるハイリスク型のHPV16型と18型を予防の対象としています。そのほかガーダシルは、尖圭コンジローマなどの良性の外陰イボの原因とされるHPV6型と11型にも効果があります。
子宮頸がん予防ワクチンは全ての子宮頸がんを予防することはできませんので、大人になったら定期的な子宮頸がん検診を必ず受けましょう。

検診+ワクチン接種が予防のスタンダード
副作用はある?
ワクチンの持続効果は?
ワクチンを接種するとがんになる?
なぜ思春期の女の子にワクチン接種が必要なの?(保護者の方へ)

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監修:子宮頸がん征圧をめざす専門家会議