子宮頸がん講座
検診とワクチンで予防できる!V ワクチン
ワクチンを接種するとがんになる?
私たちのからだはウイルスなどの異物が侵入すると、体内で抗体や異物を攻撃するリンパ球などを作り、異物を排除します。またその特徴を記憶し、再び同じ異物が侵入してきた時には、すばやく抗体を作って排除します。そのしくみを利用して、ワクチンは、ウイルスに感染する前に毒性を弱めたウイルスをからだに入れ、あらかじめ抵抗力をつけておくことで、ウイルスが侵入しても感染しにくい状態を作ります。
子宮頸がん予防ワクチンは、ウイルスそのものではなく、ウイルスとよく似た物質をハイテク技術で合成して用いています。感染力はないため、ワクチンが原因でHPV感染や子宮頸がんになることはありません。

検診+ワクチン接種が予防のスタンダード
ワクチンの接種方法は?
副作用はある?
ワクチンの持続効果は?
なぜ思春期の女の子にワクチン接種が必要なの?(保護者の方へ)

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監修:子宮頸がん征圧をめざす専門家会議